NY株式市場(22日)ダウ平均は先週末までに500ドル以上下落した反動高へー欧州でコロナ感染拡大懸念は根強い
22日のニューヨーク株式市場でダウ平均は反発スタートとなりそうだ。
ダウ平均は、先週末までの3日続落で500ドル以上下落した反動から買い戻しが先行して取引が始まりそう。寄り付きでは節目の3万5700ドル台を回復する場面が見られよう。取引開始前に発表された10月のシカゴ連銀全米活動指数は+0.76と市場予想(+0.1)をう上回ったことも買い戻しを誘うきっかけとなりやすい相場環境となりそう。
ただ、欧州中心にコロナ感染の再拡大への警戒感が引き続き根強いほか、25日の感謝祭から翌日のブラックフライデーなどホリデーシーズン入りに伴うイベントや次期FRB議長をめぐる人事動向を慎重に見極めたいとの姿勢から、ダウ平均は朝方の買い一巡後に様子見ムードも高まりやすい相場展開となりそうな1日となる。