NY株式市場(18日)フィラデルフィア連銀製造業景況感指数は市場予想を上回るー新規失業保険申請件数は予想を上回る増加
18日のニューヨーク株式市場でダウ平均は底堅い取引スタートとなりそうだ。
ダウ平均は、取引開始前に発表された11月のフィラデルフィア連銀製造業景況感指数は39.0と市場予想(24.0)を上回ったことが底堅さにつながりそうなほか、主力企業の決算発表ではエヌビディアが発表した8-10月期決算で純利益と売上高ともに過去最高を更新したもハイテク株の追い風となろう。
ただ、ダウ平均は、週間ベースの新規失業保険申請件数は26.8万件と市場予想(26.0万件)を上回ったことから積極的に買い上がる動きは限定的となろう。ニューヨーク株式市場は、引き続き1.6%付近で推移している米国10年債利回りの動向を注意深く見極めていく神経質な地合いが継続しそうな1日となる。