三井金、今期最終を5％上方修正、配当も15円増額

　三井金属 <5706> が11月9日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比31.5％増の313億円に拡大し、従来予想の270億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の370億円→390億円(前期は447億円)に5.4％上方修正し、減益率が17.4％減→12.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比63.4％減の76.5億円に大きく落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の85円→100円(前期は85円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比1.5％減の125億円となり、売上営業利益率は前年同期の12.2％→9.9％に低下した。

株探ニュース