ミネベア、今期最終を6％上方修正・最高益予想を上乗せ、未定だった配当は36円実施

　ミネベアミツミ <6479> が11月5日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比2.3倍の350億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の680億円→720億円(前期は387億円)に5.9％上方修正し、増益率が75.4％増→85.8％増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比68.4％増の369億円に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は36円(前期は36円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比54.4％増の203億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.4％→8.9％に改善した。

株探ニュース