栗田工、上期税引き前が28％減益で着地・7-9月期も43％減益

　栗田工業 <6370> が10月29日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比27.5％減の111億円に減り、通期計画の281億円に対する進捗率は39.7％にとどまり、3年平均の54.8％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比23.2％増の169億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結税引き前利益は前年同期比43.1％減の55.3億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の14.5％→12.4％に低下した。

株探ニュース