三菱ＵＦＪ、第一生命ＨＤなど頑強、米長期金利一段と上昇し国内金利にも波及◇

　三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクや第一生命ホールディングス<8750.T>など大手生保株が全般下げ相場のなか頑強な値動きを続けている。ここ米１０年債利回りの上昇が再び顕著となっており、前日は終値ベースで１．６５％台に上昇、米３０年債利回りも２．１３％台まで水準を切り上げた。日本国内でも前日に１０年債利回りが一時０．０９５％と約半年ぶりの水準に浮上しており、金利上昇傾向が波及している。これを背景に大手金融機関は運用環境の改善を期待した買いを引き寄せる形となっている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS