◆ 膠着… - 114円前半~半ば
昨日は“揺れ動き”に終始する一日でした。
「世界的なインフレ圧力」を背景に“1.60%超”へと米10年債利回りが回復したことに伴い、ドル円の下値は支えられました。
一方で先週末に付けた“年初来高値(114.460円)”には届くことはなく、その手前で押し止められています。
こうして“方向感定まる”に至ることはなく、“114円前半~半ば”での上下動に留まっています。
◆ “仕掛け的な動き”には注意が必要だが…?
前記“年初来高値”を上回れば、“チャート上の節目(18/10/4高値:114.548円)”は目の前という状況です。
このため“仕掛け的な動き”には注意が必要ですが、一方でその“114.40-55円”には「国内輸出筋のドル売りオーダー」がズラッと積み上がっているとされています。
突破できれば“大きな上振れ圧力”につながってもおかしくない反面、超え切れなければ“利益確定売り”が一気に入ってもおかしくない分水嶺…。
「日米金利格差」や「世界的なインフレ圧力」を踏まえれば“崩れる”は期待薄といえますが、やはりここから先は“高値を付いていく”は元より“押し目買い”にも慎重姿勢で臨みたいところです。
もちろん“戻り売り”には、それを上回る慎重な姿勢で臨む必要がありますが…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:115.000(大台、+2σ)
上値4:114.879(17/3/15高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:114.733(17/11/6高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:114.548(18/10/4高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:114.460(10/15-18高値《年初来高値》)
前営業日終値:114.318
下値1:114.125(10/18安値後の押し目、ピボット1stサポート)
下値2:114.009(10/18安値、大台、10/14~10/15の38.2%押し水準)
下値3:113.833(10/14~10/15の50%押し、ピボット2ndサポート)
下値4:113.620(10/15安値、10/14~10/15の61.8%押し、ピボットローブレイクアウト)
下値5:113.501(10/14~10/15の76.4%押し、+1σ)
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