決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】寄付 … マネフォ、パソナＧ、ＲＰＡ (10月15日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月14日から15日の決算発表を経て18日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＲＰＡ <6572>
　22年2月期の連結最終損益を従来予想の2億7000万円の黒字→7億4000万円の赤字(前期は2100万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.2　サーバワクス <4434>
　22年2月期の経常利益を従来予想の4億7100万円（非連結）→4億4300万円(前期非連結は4億1000万円)に5.9％下方修正し、増益率が14.9％増→8.0％増に縮小する見通しとなった。

▲No.5　パソナＧ <2168>
　22年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比21.4％減の57.8億円に減ったが、6-11月期(上期)計画の85億円に対する進捗率は68.1％に達し、5年平均の37.8％も上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6572> ＲＰＡ 　　　　東１　　 -9.67 　 10/15　　上期　　　 29.38
<4434> サーバワクス 　東１　　 -8.35 　 10/15　　上期　　　149.66
<3994> マネフォ 　　　東１　　 -4.39 　 10/15　　　3Q　　　　赤縮
<6866> ＨＩＯＫＩ 　　東１　　 -3.65 　 10/15　　　3Q　　　132.01
<2168> パソナＧ 　　　東１　　 -2.86 　 10/15　　　1Q　　　-21.35

<2884> ヨシムラＨＤ 　東１　　 -0.96 　 10/15　　上期　　　 91.53
<2687> ＣＶＳベイ 　　東１　　 -0.74 　 10/15　　上期　　　　赤拡
<1887> 日本国土開発 　東１　　 -0.33 　 10/15　　　1Q　　　 18.95

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした18日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース