―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ジェーソン <3080>
22年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比33.9%減の6.3億円に落ち込んだが、通期計画の8.7億円に対する進捗率は72.4%に達し、5年平均の67.0%も上回った。
▲No.2 中北製 <6496>
22年5月期第1四半期(6-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比64.7%減の1.4億円に大きく落ち込み、6-11月期(上期)計画の3.4億円に対する進捗率は41.5%にとどまり、5年平均の48.7%も下回った。
▲No.3 エヌピーシー <6255>
21年8月期の連結経常利益は前の期比24.2%減の6.7億円になり、22年8月期も前期比3.6%減の6.4億円に減る見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3080> ジェーソン JQ -4.01 10/12 上期 -33.89
<6496> 中北製 東2 -3.85 10/12 1Q -64.66
<6255> エヌピーシー 東M -3.48 10/12 本決算 -3.58
<7928> 旭化学 JQ -2.79 10/12 本決算 -6.74
<4760> ALPHA JQ -2.42 10/12 本決算 黒転
<2872> セイヒョー 東2 -0.47 10/12 上期 23.70
<3297> 東武住販 JQ -0.39 10/12 1Q -12.95
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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