決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … 竹内製作所、わらべ日洋、ベルク (10月7日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月6日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　シグマ光機 <7713>
　22年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の3.8億円に急拡大し、6-11月期(上期)計画の5.7億円に対する進捗率は66.7％に達し、5年平均の43.8％も上回った。

★No.2　竹内製作所 <6432>
　22年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比50.3％増の101億円に拡大し、通期計画の144億円に対する進捗率は70.3％に達し、5年平均の60.5％も上回った。

★No.5　わらべ日洋 <2918>
　22年2月期の連結経常利益を従来予想の49億円→53億円(前期は37.1億円)に8.2％上方修正し、増益率が32.1％増→42.9％増に拡大し、従来の13期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7713> シグマ光機 　　ＪＱ　　 +9.86 　 10/ 7　　　1Q　　　136.02
<6432> 竹内製作所 　　東１　　 +5.07 　 10/ 7　　上期　　　 50.34
<9974> ベルク 　　　　東１　　 +1.06 　 10/ 7　　上期　　　 -4.54
<9414> ＢＳ１１ 　　　東１　　 +0.81 　 10/ 7　本決算　　　-33.97
<2918> わらべ日洋 　　東１　　 +0.29 　 10/ 7　　上期　　　155.90

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース