<動意株・7日>(大引け)=富士ソSB、KTK、日本興業など
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ケイティケイ<3035.T>=大幅続伸。6日の取引終了後、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進による社内の業務効率化を実現するため、AI inside<4488.T>が提供するAI-OCR機能を持つ「DX Suite」を導入したと発表。併せて、「DX Suite」の販売パートナーとなって取り扱いを開始したことも明らかにしており、これを好材料視する買いが向かった。
日本興業<5279.T>=ストップ高。同社は6日、奈良女子大学及び大林道路(東京都千代田区)と共同で、セメントを使用しないことで通常ブロックと比較して二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に抑制できる土系ブロック「つちみちぺイブ」を開発したと発表、これが材料視された。「つちみちぺイブ」は、天然素材のみを使っており、セメントを用いて製造される一般的なコンクリートブロックと比べてCO2排出量を約44%抑制することが可能となる。
ニーズウェル<3992.T>=大幅続伸。6日の取引終了後、東京ファブリック工業(東京都新宿区)から部材の概算見積りを人工知能(AI)により自動化する実証実験を受注したと発表しており、これを好感する買いが入った。東京ファブリック工業から「Work AIサービス」を受注し、同社が販売する橋梁の建築に使用するゴム支承の概算価格をAIで算出するシステムの実証実験を行う。Work AIサービスは企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する業種別AIソリューション。Work AIサービスで見積り業務の標準化を目指す。
ウエルシアホールディングス<3141.T>=急反発。6日の取引終了後に発表した22年2月期上期(3~8月)の連結最終利益は前年同期比10.3%減の155億2700万円と減益だったものの、従来予想の151億6000万円を上回っており、これが好感されたようだ。積極的な出店を継続したことで、売上高は前年同期比6.6%増の5082億9500万円と増収を確保した。部門別では化粧品がコロナ以前の状況には戻らず、また食品は前期の特需の反動で苦戦を強いられた。一方、調剤は薬価改定の影響があったものの、調剤併設店舗数の増加などを通じて処方箋受付枚数が増加し、全体の収益を下支えした。
ウェザーニューズ<4825.T>=5日ぶり反発。6日の取引終了後、22年5月期上期(6~11月)の連結経常利益を従来予想の6億円から8億円へ上方修正すると発表しており、これが好材料視された。継続的な新コンテンツの投下や広告ビジネスの拡大を背景に、個人向けモバイル・インターネット気象の収益が想定より伸びる見通しとなった。なお、通期はソフトウェア開発のインハウス化・アジャイル型開発へのシフトの更なる推進に向けた投資促進を考慮し、従来計画の26億円を据え置いた。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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