NY株式市場(23日)ダウ平均は節目の3万4500ドルを意識かー新規失業保険申請件数は予想を上回る
23日のニューヨーク株式市場でダウ平均は連日で買い戻しが先行して取引が始まりそうだ。
ニューヨーク株式市場では、経営不安問題に揺れる中国の不動産大手「恒大グループ」が人民元建て債の利払いを実施すると発表したことから、ひとまずデフォルト・リスクが後退しているほか、前日に開かれたFOMCの声明で次回11月のFOMCでのテーパリング開始決定が示唆された上でパウエル議長が記者会見で早期の利上げに慎重に臨む姿勢を改めて示したことが引き続き、買い戻しを誘うきっかけとなり、直近で高まったリスク・オフの巻き戻しが継続しそうだ。
一方で週間ベースの新規失業保険申請件数は35.1万件と市場予想(32.0万件)を上回ったほか、8月のシカゴ連銀全米活動指数は0.29と市場予想(0.50)を下回ったことは相場の重石となろう。
ダウ平均は、寄り付きの買い戻し局面で、まずは前日の日中高値(3万4440ドル)を試した後は、節目の3万4500ドルを強く意識した相場展開となりそうな一日となる。
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