ソフトバンクGの下げ目立つ、中国リスクくすぶるなか信用買い残の増加などが重荷に
ソフトバンクグループ<9984.T>の下げがきつくなっている。全体地合い悪のなか安く始まった後、6800円台で売り買いを交錯させていたが、午前10時半を過ぎたあたりから大口の売りが相次ぎ下げ幅を広げている。時価は6700円近辺での攻防に。9月初旬にドイツテレコムとの戦略的パートナーシップ契約締結などを材料に急速に切り返したが、今週に入って上値の重さが目立ってきた。米ハイテク株のほかに中国ネット系企業への投資に力を入れていることから、最近の中国政府の規制強化の動きがリスク要因として強く意識されている。目先空売りの買い戻しも一巡したとみられる一方、再び信用買い残が急増していることが株式需給面で重荷となっている。
出所:MINKABU PRESS
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