海運株の物色人気が際立つ、郵船は業績変貌でPER2倍台、配当利回り8%台◇
日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>の大手3社をはじめNSユナイテッド海運<9110.T>、明治海運<9115.T>、乾汽船<9308.T>など海運株が全面高。全体相場は戻り局面にあるが、そのなかで海運株は業種別上昇率で5%近くに達し、33業種の中でも物色人気が際立っている。コンテナ船市況の高騰で、大手海運の業績変貌ぶりが注目を集めており、例えば郵船はPER2倍台、配当利回り8.8%前後と株価指標面では“常識外”の安値圏にある。23年3月期の業績悪化の可能性が一方的な買いを躊躇させているが、押し目買い需要は強い。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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