◆ 「早期の米テーパリング観測」再後退 - 109円半ば
急反落。
米ミシガン大消費者態度指数が“2011年12月以来水準(70.2)”へ急低下したことから、
「早期の米テーパリング観測」は再び後退しました。
逃避資金を集めた米10年債利回りは“1.27%”に低下する中、ドル円は“110.00円”に設定されていたストップロスオーダーを行使し、“109.543”へと下落しました。
一方で米10年債利回り低下は米株式には追い風であり、目立ちはしなかったものの“リスク選好→円売り”が下値を支え続けています。
◆ ただ本日は“模様眺め”…?
こうして「早期の米テーパリング観測」は日替わりで揺れ動いていますが、まだ方向感が定まったわけではありません。
このため本日も“揺れ動き”が想定されます。
“109.50円”にはまとまった規模のドル買いオーダーが設定されていますので、当該ラインを窺いつつ、割り込み切れるかを見極めるのが、本日のポイントとなってきそうです。
もっとも今週は、明日に米小売売上高&パウエルFRB議長発言、明後日にはFOMC議事要旨が予定されています。
“模様眺め”になりやすいことを考えると、仮に割り込みにかかる場面があれば“買い拾い”のチャンス…?
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:110.191(週足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス、50日移動平均線、8/11~8/16の50%戻し)
上値4:110.020(8/11~8/16の38.2%戻し、日足・一目均衡表先行スパン下限、大台)
上値3:109.946(20日移動平均線)
上値2:109.761(日足・一目均衡表転換線/基準線)
上値1:109.691(100日/20週/100月移動平均線、月足・一目均衡表先行スパン下限)
前営業日終値:109.591
下値1:109.516(8/4~8/11の61.8%押し、-1σ、8/13安値)
下値2:109.405(8/5安値)
下値3:109.213(8/4~8/11の76.4%押し、ピボット1stサポート)
下値4:109.000(大台、-2σ、50月移動平均線、ピボット2ndサポート)
下値5:108.843(200週移動平均線)
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