オンコリスバイオファーマ---2Qは2ケタ増収、創薬事業における研究・開発活動を積極的に展開

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最新投稿日時:2021/08/10 11:30 - 「オンコリスバイオファーマ---2Qは2ケタ増収、創薬事業における研究・開発活動を積極的に展開」(フィスコ)

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オンコリスバイオファーマ---2Qは2ケタ増収、創薬事業における研究・開発活動を積極的に展開

配信元:フィスコ
投稿:2021/08/10 11:30
オンコリスバイオファーマ<4588>は6日、2021年12月期第2四半期(21年1月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比41.8%増の1.93億円、営業損失が6.33億円(前年同期は6.60億円の損失)、経常損失が6.49億円(同6.62億円の損失)、四半期純損失が6.50億円(同6.64億円の損失)となった。

当第2四半期の創薬事業において、がんのウイルス療法テロメライシンは、ライセンス先である中外製薬<4519>によって、日本国内での食道がんを対象とした放射線併用の臨床試験及び肝細胞がんを対象とした臨床試験が推進された。さらに、中外製薬による食道がんを対象とした化学放射線療法併用の臨床試験の患者募集も国内で開始されている。一方、同社においては、頭頸部がんを対象とした米国での臨床試験の第1例目の投与が開始された。
新型コロナウイルス感染症治療薬OBP-2011においては、前臨床試験の開発スピードを上げ臨床試験開始までの期間を短縮することを目的に、新日本科学<2395>と共同研究契約を締結した。治験薬原薬のGMP製造を委託しているスペラネクサス(旧:岩城製薬)および新日本科学と、2022年の治験申請を目指した活動を推進している。
がん検査薬テロメスキャンにおいては、順天堂大学と血液中を循環しているがん細胞(CTC:Circulating Tumor Cells)の検査自動化プラットフォームの確立を目的に、共同研究講座「低侵襲テロメスキャン次世代がん診断学講座」を開設した。同社は、血液中で生きている悪性度の高いCTCを検出できるテロメスキャンと、検査効率を上昇させるAI技術を組み合わせたプラットフォームを2024年までに完成させ、商業用への応用を目指すとしている。

2021年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比111.4%増~222.9%増の3.50億円~7.00億円、営業損失が20.00億円~16.50億円、経常損失が20.00億円~16.50億円、当期純損失が20.00億円~16.50億円とする期初計画を据え置いている。


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