奥村組、上期経常を36％上方修正、上期配当も15円増額

　奥村組 <1833> が8月6日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の44億円→60億円(前年同期は37.1億円)に36.4％上方修正し、増益率が18.4％増→61.4％増に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の連結経常利益は従来予想の112億円(前期は147億円)を据え置いた。

　同時に、今期の上期配当を従来計画の50円→65円(前年同期は37円)に大幅増額し、下期配当は従来計画の75円→60円に修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（個別業績予想）　建築事業の売上高の増加及び土木、建築事業の売上総利益率の改善による売上総利益の増加等により、営業利益は前回発表予想を約1,600百万円上回る約5,700百万円、経常利益は同約1,600百万円上回る約6,600百万円、四半期純利益は同約1,100百万円上回る約4,900百万円となる見込みです。　また、土木事業及び建築事業の売上総利益率は11.8％(土木15.1％、建築9.4％)となる見込みです。(前回発表予想10.5％(土木13.0％、建築8.5％))（連結業績予想）　個別業績予想の修正に伴い、連結業績予想の修正を行うものです。

　　今回修正した2022年3月期第2四半期累計期間の業績予想を踏まえ、1株当たり中間配当金を前回予想の50円から15円増配した65円に修正いたします。　なお、2022年3月期の通期業績予想は2021年5月14日の公表値を据え置いていることから、年間配当金も据え置き、この結果、期末配当金を前回予想の75円から15円減配した60円に修正いたします。〔株主還元方針〕　総還元性向(連結)50％以上　・配当性向(連結)30％以上(安定配当１株当たり45円を下限とする)　・自己株式の取得(注)上記の予想は、現時点における入手可能な情報に基づいており、実際の業績等は様々な要因により予想値とは異なる可能性があります。