決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】寄付 … 日本ラッド、大戸屋ＨＤ、国際チャート (8月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月30日から2日の決算発表を経て3日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ニッセイ <6271>
　22年3月期の連結経常利益を従来予想の6.6億円→10億円(前期は3.8億円)に51.5％上方修正し、増益率が72.8％増→2.6倍に拡大する見通しとなった。

★No.2　パーカー <9845>
　22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比27倍の10.6億円に急拡大し、通期計画の32億円に対する進捗率は33.3％に達し、5年平均の19.6％も上回った。

★No.3　八千代工 <7298>
　22年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前損益は30.1億円の黒字(前年同期は5.7億円の赤字)に浮上し、通期計画の64億円に対する進捗率は47.2％に達したものの、5年平均の93.3％を下回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6271> ニッセイ 　　　東２　　 +8.68 　　8/ 2　　　1Q　　　　黒転
<9845> パーカー 　　　東２　　 +5.61 　　8/ 2　　　1Q　　 2562.50
<7298> 八千代工 　　　ＪＱ　　 +5.41 　　8/ 2　　　1Q　　　　黒転
<3956> 国際チャート 　ＪＱ　　 +5.37 　　8/ 2　　　1Q　　　 59.52
<5956> トーソー 　　　東２　　 +3.68 　　8/ 2　　　1Q　　　-35.98

<1787> ナカボテック 　ＪＱ　　 +1.30 　　8/ 2　　　1Q　　　　赤縮
<2705> 大戸屋ＨＤ 　　ＪＱ　　 +1.02 　　8/ 2　　　1Q　　　　赤縮
<2406> アルテＨＤ 　　ＪＱ　　 +0.94 　　8/ 2　　上期　　　400.00
<2907> あじかん 　　　東２　　 +0.59 　　8/ 2　　　1Q　　　　赤縮
<4736> 日本ラッド 　　ＪＱ　　 +0.31 　　8/ 2　　　1Q　　　　赤縮

<8889> ＡＰＡＭＡＮ 　ＪＱ　　 +0.17 　　8/ 2　　　3Q　　　　黒転
<5905> 日カン 　　　　東２　　 +0.09 　　8/ 2　　　1Q　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした3日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース