Jテック・Cは3連騰で戻り高値払拭、X線集光ミラーのEUV次世代機向け需要に思惑
ジェイテックコーポレーション<3446.T>が3連騰で6月30日につけた戻り高値3815円を上回り戻り波動を強めている。同社は理化学研究所向けを中心に超高精度X線集光ミラーなどを納入している。このX線集光ミラーはナノレベルでも先端を行く超ハイスペックなもので、研究機関が主要顧客となるが、EUV露光装置の次世代機向けでも需要開拓が期待されている。同社の技術はオランダの半導体製造装置メーカーで露光装置の世界トップメーカーであるASMLに採用される可能性もあるだけに、マーケットの注目度は高い。足もとの業績は21年6月期営業損益が2億7800万円の赤字見通しと低調だが、これは株価には織り込み済み。22年6月期以降の業績飛躍を見込む買いを引き寄せている。
出所:MINKABU PRESS
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