指月電、三洋化、日本電解などEV部材関連買われる、EUのガソリン車規制の動きが刺激材料に◇
指月電機製作所<6994.T>が続伸で連日の年初来高値更新に買われた。同社は大型コンデンサーで高い商品競争力を誇るが、ここ市場拡大が顕著な電気自動車(EV)向けで高水準の需要を獲得している。またきょうは、EV向け次世代電池として注目される全樹脂電池の量産技術を持つ三洋化成工業<4471.T>が4連騰と気を吐いているほか、EV用リチウムイオン電池向け電解銅箔の需要獲得に期待がかかる日本電解<5759.T>が、一時400円近い上昇で4000円大台回復目前まで上値を伸ばすなど、EV関連の基幹部材を手掛ける銘柄に物色の矛先が向いている。これは、欧州連合(EU)が14日、ハイブリッド車を含むガソリン車など内燃機関を持つ自動車の販売について、2035年に事実上禁止する方針を打ち出しており、株価の刺激材料となった。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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