■業績動向
1. 2021年12月期第1四半期の業績概要
Nexus Bank<4764>の2021年12月期第1四半期の連結業績は、2020年11月に実施した大型M&Aの連結効果により、営業収益で前年同期比44.6倍となる5,409百万円と急拡大したほか、営業利益で1,507百万円(前年同期は74百万円の損失)、経常利益で1,500百万円(同82百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益で998百万円(同112百万円の損失)といずれも黒字転換し、過去最高益を大幅に更新した。
営業利益の増減要因を見ると、営業収益の増加に伴う営業総利益の増加で32.1億円となり、本社間接費を除く販管費の増加15.7億円、本社間接費の増加0.6億円を吸収した。また、費用の内訳を見ると、営業費用が20.9億円、一般管理費のうち人件費が10.5億円、人件費以外の費用が6.6億円、販売費(広告費等)が0.8億円となっている。なお、営業費用には海外Fintech事業における貸倒引当金戻入5.5億円(減額要因)が含まれているが、これは過年度の貸倒実績が良化したことに伴う貸倒引当率の変更による一時的な要因となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<YM>
1. 2021年12月期第1四半期の業績概要
Nexus Bank<4764>の2021年12月期第1四半期の連結業績は、2020年11月に実施した大型M&Aの連結効果により、営業収益で前年同期比44.6倍となる5,409百万円と急拡大したほか、営業利益で1,507百万円(前年同期は74百万円の損失)、経常利益で1,500百万円(同82百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益で998百万円(同112百万円の損失)といずれも黒字転換し、過去最高益を大幅に更新した。
営業利益の増減要因を見ると、営業収益の増加に伴う営業総利益の増加で32.1億円となり、本社間接費を除く販管費の増加15.7億円、本社間接費の増加0.6億円を吸収した。また、費用の内訳を見ると、営業費用が20.9億円、一般管理費のうち人件費が10.5億円、人件費以外の費用が6.6億円、販売費(広告費等)が0.8億円となっている。なお、営業費用には海外Fintech事業における貸倒引当金戻入5.5億円(減額要因)が含まれているが、これは過年度の貸倒実績が良化したことに伴う貸倒引当率の変更による一時的な要因となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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