トヨタは反落、日米金利差縮小を背景に一時1ドル=110円台の円高進行を嫌気
トヨタ自動車<7203.T>が反落し9700円台で売り買いを交錯させている。前週末に発表された6月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が市場の事前コンセンサスを大幅に上回る水準となったが、一方で失業率が悪化したことから景気の過熱感に乏しいとの見方が広がり、米10年債利回りは低下した。日米金利差縮小を背景に外国為替市場ではドル売り・円買いの動きに傾き、一時1ドル=110円台に入る円高に振れた。これを受けて為替感応度の高い同社を筆頭とする自動車セクターには輸出採算悪化の思惑から売りが優勢となっている。
出所:MINKABU PRESS
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