■NY株式:米国株式市場はまちまち、ストレステスト結果やインフラ投資計画が景気循環株を支援
ダウ平均は237.02ドル高の34,433.84ドル、ナスダックは9.32ポイント安の14,360.39 で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)が発表したストレステストの結果で大手23行が不況シナリオでも、自己資本比率規制の2倍の資本水準を維持するとの好結果や、バイデン政権が提示しているインフラ投資計画が法制化に向けて前進したことを好感し、寄り付きから上昇。景気循環株の買いが強まり、ダウは終日堅調に推移した。一方、長期金利の上昇を受けてハイテク株の買いは後退。セクター別では銀行や耐久消費財・アパレルや銀行が上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落した。
JPモルガン(JPM)やバンク・オブ・アメリカ(BAC)など大手銀行はFRBのストレステストの結果を受けて、株主還元を加速させるとの期待に軒並み上昇。また、宇宙旅行ビジネスを手掛けるヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス(SPCE)は一般客の宇宙旅行に関して連邦航空局(FDA)の許可を得たことが明らかになり、大幅高となった。クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)やノルウェージャンクルーズ(NCLH)は今週末から15カ月ぶりに米国の港からの運航が再開されることが好感され、上昇。動画配信のネットフリックス(NFLX)はアナリストの投資判断引き上げを受けて、上昇した。また、スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)や自動車販売会社のカーマックス(KMX)は四半期決算の予想を上回った内容が好感され、それぞれ買われた。
ボストン連銀のローゼングレン総裁は、FRBの利上げの条件が2022年末までに達成される可能性があると指摘した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米長期金利上昇でドル買い強まる
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円48銭まで下落後、110円88銭まで上昇して110円77銭で引けた。米国の5月個人消費支出(PCE)の伸びが予想を下回ったため一時ドル売りが強まった。しかし、バイデン政権が追加インフラ計画で超党派上院議員と合意したことを受けた回復に楽観的見方も根強く、また、PCEコアデフレーターも予想通りとなったものの30年ぶり最大の伸びとなり長期金利の上昇に伴うドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは1.1975ドルまで上昇後、1.1926ドルまで反落して、1.1939ドルで引けた。ユーロ・円は132円13銭まで下落後、132円41銭まで反発。米国の景気回復期待にリスク選好の円売りが強まった。ポンド・ドルは1.3931ドルまで上昇後、1.3871ドルまで下落した。英国の新型コロナウイルス感染が再び拡大傾向にあるため規制緩和が遅れ、回復を抑制するとの見方にポンド売りが再燃。ドル・スイスは0.9143フランまで下落後、0.9183フランまで上昇した。
■NY原油:続伸、株高を意識した買いが入る
25日のNY原油先物8月限は続伸(NYMEX原油8月限終値:74.05 ↑0.75)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.75ドルの74.05ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは72.85ドル-74.18ドル。ロンドン市場で72.85ドルまで下げたが、ニューヨーク市場の中盤にかけて74.18ドルまで上昇。株高を意識した買いが入った。通常取引終了後の時間外取引でも74ドルを挟んだ水準で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 41.62ドル +0.79ドル(+1.93%)
モルガン・スタンレー(MS) 88.40ドル +1.32ドル(+1.52%)
ゴールドマン・サックス(GS)368.77ドル +0.02ドル(+0.01%)
インテル(INTC) 55.91ドル -0.16ドル(-0.29%)
アップル(AAPL) 133.11ドル -0.30ドル(-0.22%)
アルファベット(GOOG) 2539.90ドル -5.74ドル(-0.23%)
フェイスブック(FB) 341.37ドル -1.81ドル(-0.53%)
キャタピラー(CAT) 216.31ドル -3.03ドル(-1.38%)
アルコア(AA) 35.80ドル -0.55ドル(-1.51%)
ウォルマート(WMT) 138.53ドル +1.62ドル(+1.18%) <ST>
ダウ平均は237.02ドル高の34,433.84ドル、ナスダックは9.32ポイント安の14,360.39 で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)が発表したストレステストの結果で大手23行が不況シナリオでも、自己資本比率規制の2倍の資本水準を維持するとの好結果や、バイデン政権が提示しているインフラ投資計画が法制化に向けて前進したことを好感し、寄り付きから上昇。景気循環株の買いが強まり、ダウは終日堅調に推移した。一方、長期金利の上昇を受けてハイテク株の買いは後退。セクター別では銀行や耐久消費財・アパレルや銀行が上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落した。
JPモルガン(JPM)やバンク・オブ・アメリカ(BAC)など大手銀行はFRBのストレステストの結果を受けて、株主還元を加速させるとの期待に軒並み上昇。また、宇宙旅行ビジネスを手掛けるヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス(SPCE)は一般客の宇宙旅行に関して連邦航空局(FDA)の許可を得たことが明らかになり、大幅高となった。クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)やノルウェージャンクルーズ(NCLH)は今週末から15カ月ぶりに米国の港からの運航が再開されることが好感され、上昇。動画配信のネットフリックス(NFLX)はアナリストの投資判断引き上げを受けて、上昇した。また、スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)や自動車販売会社のカーマックス(KMX)は四半期決算の予想を上回った内容が好感され、それぞれ買われた。
ボストン連銀のローゼングレン総裁は、FRBの利上げの条件が2022年末までに達成される可能性があると指摘した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米長期金利上昇でドル買い強まる
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円48銭まで下落後、110円88銭まで上昇して110円77銭で引けた。米国の5月個人消費支出(PCE)の伸びが予想を下回ったため一時ドル売りが強まった。しかし、バイデン政権が追加インフラ計画で超党派上院議員と合意したことを受けた回復に楽観的見方も根強く、また、PCEコアデフレーターも予想通りとなったものの30年ぶり最大の伸びとなり長期金利の上昇に伴うドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは1.1975ドルまで上昇後、1.1926ドルまで反落して、1.1939ドルで引けた。ユーロ・円は132円13銭まで下落後、132円41銭まで反発。米国の景気回復期待にリスク選好の円売りが強まった。ポンド・ドルは1.3931ドルまで上昇後、1.3871ドルまで下落した。英国の新型コロナウイルス感染が再び拡大傾向にあるため規制緩和が遅れ、回復を抑制するとの見方にポンド売りが再燃。ドル・スイスは0.9143フランまで下落後、0.9183フランまで上昇した。
■NY原油:続伸、株高を意識した買いが入る
25日のNY原油先物8月限は続伸(NYMEX原油8月限終値:74.05 ↑0.75)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.75ドルの74.05ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは72.85ドル-74.18ドル。ロンドン市場で72.85ドルまで下げたが、ニューヨーク市場の中盤にかけて74.18ドルまで上昇。株高を意識した買いが入った。通常取引終了後の時間外取引でも74ドルを挟んだ水準で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 41.62ドル +0.79ドル(+1.93%)
モルガン・スタンレー(MS) 88.40ドル +1.32ドル(+1.52%)
ゴールドマン・サックス(GS)368.77ドル +0.02ドル(+0.01%)
インテル(INTC) 55.91ドル -0.16ドル(-0.29%)
アップル(AAPL) 133.11ドル -0.30ドル(-0.22%)
アルファベット(GOOG) 2539.90ドル -5.74ドル(-0.23%)
フェイスブック(FB) 341.37ドル -1.81ドル(-0.53%)
キャタピラー(CAT) 216.31ドル -3.03ドル(-1.38%)
アルコア(AA) 35.80ドル -0.55ドル(-1.51%)
ウォルマート(WMT) 138.53ドル +1.62ドル(+1.18%) <ST>
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