Mipoxが人気化、次世代パワー半導体関連の有望株として頭角現す◇
Mipox<5381.T>が全体地合い悪のなかで強さを発揮、一時6.3%高の626円と値を飛ばした。半導体の製造工程で使う研磨用液剤の大手。時価総額100億円未満の小型株だがアジアなど海外でも実績が高く、周辺技術の高さにも定評がある。タムラ製作所<6768.T>の人気化でにわかにパワー半導体関連に注目が集まっているが、同社もその関連有力株の一角。今年3月には民間企業17社に公的3機関と連携し、次世代パワー半導体用SiCウエハーの新しい量産技術確立を目指した大型共同研究を開始している。また、同社は半導体の微細表面加工分野におけるテクノロジーを生かし、次世代パワー半導体の内部の欠陥を可視化できる検査技術なども有しており、上値を見込んだ買いに弾みがついている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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