■今後の見通し
1. 2022年3月期の業績見通し
ヒガシトゥエンティワン<9029>の2022年3月期の連結業績見通しについては、売上高が前期比6.4%増の26,000百万円、営業利益が同21.4%増の1,241百万円、経常利益が同0.9%増の1,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.8%増の818百万円を見込んでいる。また、期末配当については、同2.0円増配の20.0円としている。
同社では、コロナ禍以前への景気回復の足取りは弱く、今後も不透明な経営環境が続くものと予想している。このような環境の下、売上面では、下期より新事業となる資材3PL業務が開始されることやe-コマース向け業務の拡大、重点事業と位置付けている首都圏での事務所移転作業の獲得増やビルデリバリー事業の伸長等を見込んでいることから、増収予想となっている。利益面では、人材投資や新事業に係る初期費用等でコストが増加するものの、経費削減への継続的な取り組みや業務効率上昇を推進することによって大幅営業増益を見込んでいる。また、助成金収入の剥落により経常利益は微増、特別損失の剥落により親会社株主に帰属する当期純利益は大幅増益を予想している。なお、新事業となる資材3PL業務が下期(2021年10月)に開始される予定のため、売上、利益とも下期偏重の計画となっている。
2. 重点施策
重点施策としては、新事業となる資材3PL業務の開始、首都圏ビジネスの更なる拡大、東海エリアの売上拡大、ITサポート事業の自社キッティング能力の拡充、本社ITシステム部増員による物流設計力拡大、M&A戦略の継続、金融機関との連携強化による営業展開等を推進する方針だ。なお、人材投資としては新卒22名を採用し、中途30名の採用を予定している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<YM>
1. 2022年3月期の業績見通し
ヒガシトゥエンティワン<9029>の2022年3月期の連結業績見通しについては、売上高が前期比6.4%増の26,000百万円、営業利益が同21.4%増の1,241百万円、経常利益が同0.9%増の1,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.8%増の818百万円を見込んでいる。また、期末配当については、同2.0円増配の20.0円としている。
同社では、コロナ禍以前への景気回復の足取りは弱く、今後も不透明な経営環境が続くものと予想している。このような環境の下、売上面では、下期より新事業となる資材3PL業務が開始されることやe-コマース向け業務の拡大、重点事業と位置付けている首都圏での事務所移転作業の獲得増やビルデリバリー事業の伸長等を見込んでいることから、増収予想となっている。利益面では、人材投資や新事業に係る初期費用等でコストが増加するものの、経費削減への継続的な取り組みや業務効率上昇を推進することによって大幅営業増益を見込んでいる。また、助成金収入の剥落により経常利益は微増、特別損失の剥落により親会社株主に帰属する当期純利益は大幅増益を予想している。なお、新事業となる資材3PL業務が下期(2021年10月)に開始される予定のため、売上、利益とも下期偏重の計画となっている。
2. 重点施策
重点施策としては、新事業となる資材3PL業務の開始、首都圏ビジネスの更なる拡大、東海エリアの売上拡大、ITサポート事業の自社キッティング能力の拡充、本社ITシステム部増員による物流設計力拡大、M&A戦略の継続、金融機関との連携強化による営業展開等を推進する方針だ。なお、人材投資としては新卒22名を採用し、中途30名の採用を予定している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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