サンヨーＨ、前期経常を16％上方修正

　サンヨーホームズ <1420> が5月11日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の7.5億円→8.7億円(前の期は4.1億円)に16.0％上方修正し、増益率が80.7％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の22.1億円→23.3億円(前年同期は3億円)に5.4％増額し、増益率が7.2倍→7.6倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　 当連結累計期間の対計画比連結業績において、売上高は、特にマンション事業において販売スピードの鈍化等により減少となりました。　 一方、利益面においては、営業利益については、マンション事業における値引きの抑制による原価率の改善や販売費及び一般管理費の削減等に努めましたが、売上高の減額をカバーできず、計画比減益となりました。経常利益については、コロナ禍の影響による解約発生による違約金収入の増加等により計画比増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、予想通りに推移いたしました。（注）上記の予想は、本資料の発表日において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる場合があります。