ナガイレーベ Research Memo(6):財務内容は堅固、現金及び預金は24,020百万円、自己資本比率90.7%

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最新投稿日時:2021/05/07 15:06 - 「ナガイレーベ Research Memo(6):財務内容は堅固、現金及び預金は24,020百万円、自己資本比率90.7%」(フィスコ)

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ナガイレーベ Research Memo(6):財務内容は堅固、現金及び預金は24,020百万円、自己資本比率90.7%

配信元:フィスコ
投稿:2021/05/07 15:06
ナガイレーベン<7447>の業績動向

2. 財務状況
財務状況は引き続き安定している。2021年8月期第2四半期末の資産合計は43,960百万円となり、前期末比971百万円減少した。流動資産は34,883百万円となり同1,052百万円減少したが、主な要因は現金及び預金の減少1,626百万円、受取手形及び売掛金の増加205百万円、たな卸資産の増加519百万円などによる。なお、たな卸資産が増加しているのは、繁忙期である第3四半期に向けて在庫を積み増したためで、後ろ向きな在庫増ではない。一方で、固定資産は9,076百万円となり同81百万円増加したが、主な要因は投資その他資産の増加115百万円による。

負債合計は4,086百万円となり前期末比724百万円減少した。主な要因は支払手形及び買掛金の減少106百万円、未払法人税等の減少257百万円などによる。純資産合計は39,874百万円となり同246百万円減少したが、主な要因は配当金の支払い等による利益剰余金の減少375百万円などによる。この結果、2021年8月期第2四半期末の自己資本比率は、前期末比1.4ポイント上昇して90.7%となった。

3. キャッシュ・フローの状況
2021年8月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは480百万円のプラスであったが、主な増加要因は税金等調整前四半期純利益の計上2,313百万円、減価償却費157百万円など、主な減少要因は売上債権の増加162百万円、たな卸資産の増加519百万円、仕入債務の減少106百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは356百万円のプラスであったが、主な要因は定期預金の払戻(ネット)500百万円などであった。財務活動によるキャッシュ・フローは1,971百万円のマイナスであったが、主な要因は配当金の支払い1,970百万円であった。この結果、期間中の現金及び現金同等物は1,126百万円の減少となり、四半期末の現金及び現金同等物の残高は5,320百万円となった。有利子負債が皆無であることに加え、自己株式を5,913百万円(5,370,376株)保有していることから、手元のネット・キャッシュは依然として潤沢である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)


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配信元: フィスコ

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