<動意株・7日>(前引け)=中発条、大運、マークラインズ
中央発條<5992.T>=一気に新値街道突入。トヨタ自動車<7203.T>を主要取引先とする自動車ばねメーカーで業界屈指の商品競争力を誇る。米国や中国をはじめとする世界的な自動車販売の急回復を背景に、自動車部品を手掛ける企業群にも追い風が強まっている。同社は22年3月期に営業利益が前期比2.7倍となる34億円予想とV字回復以上の強烈な伸びを見込んでいる。一方、3%近い配当利回りを確保しながら、PBRは0.4倍台と超割安圏に放置されており、にわかに見直し人気が加速している。
大運<9363.T>=低位株物色人気に乗り急動意。ここ世界的な景気回復期待を背景に海運セクターが総じて強い動きをみせている。グローバル物流需要の活発化は、海運業界だけでなくその周辺企業にも収益機会を生む。そのなか、阪神港を地盤とする港湾運送会社でパナソニックグループが大口荷主である同社も物色の矛先が向いている。テクニカル的には5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが接近。また、有配企業にしてPBR0.8倍台とバリュー株の側面も持っており、短期資金の攻勢を誘っている。
マークラインズ<3901.T>=ストップ高。自動車業界に特化したポータルサイトを運営、完成車と部品メーカーの情報を提供するサービスを国内外で展開している。6日取引終了後、21年12月期第1四半期(1~3月)決算を発表、トップラインの急拡大を背景に利益も大幅に伸ばし、最終利益は前年同期比92%増の2億1800万円と倍増近い伸びを示した。情報プラットフォームの契約企業数も順調に増加傾向をたどっており、中期的な成長トレンド継続に対する期待も大きい。株価は4月26日に最高値をつけた後は利益確定の売りに軟調な動きをみせていたが、きょうは25日移動平均線を足場にマドを開けて上放れる展開となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
大運<9363.T>=低位株物色人気に乗り急動意。ここ世界的な景気回復期待を背景に海運セクターが総じて強い動きをみせている。グローバル物流需要の活発化は、海運業界だけでなくその周辺企業にも収益機会を生む。そのなか、阪神港を地盤とする港湾運送会社でパナソニックグループが大口荷主である同社も物色の矛先が向いている。テクニカル的には5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが接近。また、有配企業にしてPBR0.8倍台とバリュー株の側面も持っており、短期資金の攻勢を誘っている。
マークラインズ<3901.T>=ストップ高。自動車業界に特化したポータルサイトを運営、完成車と部品メーカーの情報を提供するサービスを国内外で展開している。6日取引終了後、21年12月期第1四半期(1~3月)決算を発表、トップラインの急拡大を背景に利益も大幅に伸ばし、最終利益は前年同期比92%増の2億1800万円と倍増近い伸びを示した。情報プラットフォームの契約企業数も順調に増加傾向をたどっており、中期的な成長トレンド継続に対する期待も大きい。株価は4月26日に最高値をつけた後は利益確定の売りに軟調な動きをみせていたが、きょうは25日移動平均線を足場にマドを開けて上放れる展開となった。
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