三機工、前期経常を4％下方修正

　三機工業 <1961> が4月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の85億円→81.9億円(前の期は112億円)に3.6％下方修正し、減益率が24.3％減→27.0％減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の58億円→59億円(前の期は75.7億円)に1.7％上方修正し、減益率が23.4％減→22.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の76.5億円→73.4億円(前年同期は77.2億円)に4.0％減額し、減益率が0.8％減→4.8％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、前回予想を若干下回る見込みでありますが、利益面につきましては、採算は高水準を維持しており、概ね前回予想どおり推移いたしました。なお、通期の連結受注高は、1,950億円の見込みであります。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。