山陽電、前期経常を33％上方修正

　山陽電気鉄道 <9052> が4月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の7.1億円→9.4億円(前の期は42億円)に32.5％上方修正し、減益率が83.1％減→77.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.9億円→8.2億円(前年同期は17.4億円)に38.7％増額し、減益率が65.8％減→52.6％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年3月期の業績予想につきましては、運輸業の鉄道事業を中心に予想を上回ったことや、不動産業でも分譲マンションの販売が予想を上回ったことから、業績予想を修正することといたしました。（注）上記予想につきましては、現時点で得られた情報にもとづいて算定しております。従って、実際の業績は業況の変化などにより記載の予想とは異なる場合があります。