藤倉化、前期経常を36％上方修正

　藤倉化成 <4620> が4月28日後場(14:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の14億円→19億円(前の期は19.9億円)に35.7％上方修正し、減益率が29.6％減→4.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15.4億円→20.4億円(前年同期は7.3億円)に32.4％増額し、増益率が2.1倍→2.8倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルスの感染再拡大の影響は依然あるものの、海外を中心に自動車向け製品の販売が引き続き好調に推移し、また、グループ全体での継続的なコスト削減施策が更に寄与したこと等の結果、売上高及び各段階利益において前回の修正予想を上回る見込みとなりましたので、上記のとおり業績予想を修正いたします。（注）上記の予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて判断したものであり、今後新型コロナウイルス感染拡大等様々な要因によって、予想数値と異なる可能性があります。