決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … 中外薬、オービック、ディスコ (4月22日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月21日から22日の決算発表を経て23日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＫＩＭＯＴＯ <7908>
　21年3月期の連結経常損益は5億2500万円の黒字(前の期は5200万円の赤字)に浮上し、従来予想の1000万円の黒字を上回って着地。

★No.2　エイトレッド <3969>
　21年3月期の経常利益(非連結)は前の期比34.4％増の7.9億円に拡大し、従来予想の6.5億円を上回って着地。

★No.3　エレマテック <2715>
　21年3月期の連結経常利益は前の期比15.1％増の51.7億円になり、従来予想の42億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7908> ＫＩＭＯＴＯ 　東１ 　 +24.57 　　4/22　本決算　　　 82.86
<3969> エイトレッド 　東１ 　 +19.26 　　4/22　本決算　　　 11.39
<2715> エレマテック 　東１ 　 +16.17 　　4/22　本決算　　　 19.71
<6088> シグマクシス 　東１ 　 +13.95 　　4/22　本決算　　　 39.12
<4733> ＯＢＣ 　　　　東１ 　 +12.59 　　4/22　本決算　　　 16.19

<6999> ＫＯＡ 　　　　東１　　 +6.36 　　4/22　本決算　　　　　－
<4684> オービック 　　東１　　 +3.41 　　4/22　本決算　　　　6.46
<6146> ディスコ 　　　東１　　 +3.30 　　4/22　本決算　　　　　－
<4519> 中外薬 　　　　東１　　 +2.53 　　4/22　　　1Q　　　 -9.79

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした23日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース