<動意株・21日>(前引け)=ファルテック、ヤマシナ、オンコリス
ファルテック<7215.T>=急反発。20日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が690億円から697億円(前の期比18.3%減)へ、営業利益が13億円から19億円(同12.0%減)へ、純利益が7億5000万円から13億5000万円(同24.7%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。顧客の自動車生産・販売が堅調に推移した影響に加えて、利益率の高い製品の売り上げ構成比が上がったことや、更なるものづくり原価の低減を進めたことが寄与した。
ヤマシナ<5955.T>=商い伴い大幅反発。20日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が90億5000万円から93億3000万円(前の期比2.1%減)へ、営業利益が3億8000万円から5億1000万円(同32.5%増)へ、純利益が2億2500万円から3億2000万円(同7.2%減)へ上振れ、減益予想から一転して営業増益で着地したようだと発表しており、これが好感されている。経済活動が再開したことに伴い金属製品事業の売り上げが想定より好調に推移したことなどが要因としている。
オンコリスバイオファーマ<4588.T>=急伸。20日の取引終了後、現在開発を進めている新型コロナウイルス感染症治療薬「OBP-2011」に関して、新日本科学<2395.T>と共同開発契約を締結すると発表しており、これが材料視されている。「OBP-2011」は、現在までに行われた探索的な薬物動態試験や安全性試験で問題となる毒性の兆候は認められておらず、薬理試験ではブラジル型やロンドン型などの変異型コロナウイルスに対しても効果が期待できることなどが確認されている。現在は、発症初期に対する経口治療薬を目指して前臨床試験が進められており、今回の共同開発契約は今後予定されている前臨床試験の開発スピードを上げ、臨床試験開始までの期間を短縮することが目的。なおオンコリスでは、22年上期には前臨床試験を完了し、直ちに治験届を提出することを目標としている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ヤマシナ<5955.T>=商い伴い大幅反発。20日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が90億5000万円から93億3000万円(前の期比2.1%減)へ、営業利益が3億8000万円から5億1000万円(同32.5%増)へ、純利益が2億2500万円から3億2000万円(同7.2%減)へ上振れ、減益予想から一転して営業増益で着地したようだと発表しており、これが好感されている。経済活動が再開したことに伴い金属製品事業の売り上げが想定より好調に推移したことなどが要因としている。
オンコリスバイオファーマ<4588.T>=急伸。20日の取引終了後、現在開発を進めている新型コロナウイルス感染症治療薬「OBP-2011」に関して、新日本科学<2395.T>と共同開発契約を締結すると発表しており、これが材料視されている。「OBP-2011」は、現在までに行われた探索的な薬物動態試験や安全性試験で問題となる毒性の兆候は認められておらず、薬理試験ではブラジル型やロンドン型などの変異型コロナウイルスに対しても効果が期待できることなどが確認されている。現在は、発症初期に対する経口治療薬を目指して前臨床試験が進められており、今回の共同開発契約は今後予定されている前臨床試験の開発スピードを上げ、臨床試験開始までの期間を短縮することが目的。なおオンコリスでは、22年上期には前臨床試験を完了し、直ちに治験届を提出することを目標としている。
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出所:MINKABU PRESS
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