新光電工が切り返す、パソコン向け製品が想定上回り21年3月期業績は計画上振れで着地
新光電気工業<6967.T>は全般安に連れ朝安でスタートしたものの、その後切り返している。20日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が1829億円から1880億円(前の期比26.7%増)へ、営業利益が187億円から233億円(同7.2倍)へ、純利益が134億円から180億円(同6.7倍)へ上振れて着地したようだと発表したことが株価を下支えしている。
テレワークやオンライン学習の拡大などを背景に、パソコン向けを中心にフリップチップタイプパッケージの売り上げが想定を上回り、採算性が向上したことが要因。また、期前半に需要低迷の影響を受けたリードフレームが、自動車市場の回復などで受注が大きく増加し、セラミック静電チャックが半導体製造装置市場における旺盛な需要を背景に好調を維持したことも寄与した。更に、第4四半期に為替相場が想定レート(1ドル=100円)に対して円安基調で推移したこともプラスに働いた。
出所:MINKABU PRESS
テレワークやオンライン学習の拡大などを背景に、パソコン向けを中心にフリップチップタイプパッケージの売り上げが想定を上回り、採算性が向上したことが要因。また、期前半に需要低迷の影響を受けたリードフレームが、自動車市場の回復などで受注が大きく増加し、セラミック静電チャックが半導体製造装置市場における旺盛な需要を背景に好調を維持したことも寄与した。更に、第4四半期に為替相場が想定レート(1ドル=100円)に対して円安基調で推移したこともプラスに働いた。
出所:MINKABU PRESS
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