助川電気が大幅高、半導体関連セクターの出遅れとして急浮上
助川電気工業<7711.T>が急動意、700円台前半でのもみ合いを経て満を持して上放れてきた。同社は温度測定や加熱製品群など熱制御分野に特化した研究開発型メーカーだが、半導体関連分野の受注拡大が顕著で業績回復への期待が高まっている。21年9月期営業損益は1億円前後と黒字転換が見込まれるほか、22年9月期以降も業績回復色を強める可能性が高い。半導体関連の中小型株が軒並み水準訂正の動きをみせるなかで、同社株の出遅れ修正思惑も高まっている。21年9月期は年24円配当に減配(前期実績は29円)も、配当利回りは3%強と高く、株主還元に前向きな会社としても知られる。
出所:MINKABU PRESS
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