【IRアナリストレポート】チェンジ(3962)

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最新投稿日時:2021/04/07 11:32 - 「【IRアナリストレポート】チェンジ(3962)」(みんかぶ株式コラム)

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【IRアナリストレポート】チェンジ(3962)

著者:鈴木 行生
投稿:2021/04/07 11:32

~NEW-ITでビジネスフロントを革新し、パブリテックで成長を加速~

【ポイント】
・圧倒的な成長力をみせている。15年の長期ビジョンの中、最初の3ヵ年計画(DJ1)は超過達成が確実なので、次の3ヵ年計画(DJ2)公表した。2018年9月期の営業利益5億円の時に、3年後の2021年9月期の目標を47億円とし、今回は2024年9月期の目標を160億円とした。それでも事業展開のスピードに課題を残していると自己評価している。

・新型コロナショックを契機にして、わが国におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に弾みがついている。当社にとっても、DX人材の育成、公共分野におけるDXの活用が需要の拡大に結びついている。

・DJ2ではどこを狙うのか。①デジタル(デジタル技術の活用)、②ローカル(地域のサステナビリティ)、③ソーシャル(社会的課題の解決)の重なる領域をスイートスポットとする。東京圏以外のローカルにデジタル化の恩恵を広め、地域の課題の解決に貢献する。とりわけDX推進に当たっての人材不足に応えていく。

・DX人材の育成では、KDDIと合弁で4月から新会社をスタートさせた。これまでの人材育成のコンテンツを、KDDIの全国法人ネットワークにのせて拡大のスピードアップを図る。

・ふるさと納税サイトでNo.1のトラストバンク(TB)は、全国の自治体に圧倒的なネットワークを有する。ここをベースにパブリテック(パブリックセクターのNew-IT)を推進している。「ふるさとチョイス」は順調に拡大しており、利益貢献を高めている。パブリテックのLoGoチャット、LoGoフォームなども新たに成長軌道に入りつつある。

・ふるさと納税が新しい制度で正常化する中、業界のリーダーとしての成果が顕在化している。日本の生産性の向上と地方創生への貢献が当社のSDGs ESGである。

・内部成長で営業利益110億円は十分狙えよう。次のM&Aも視野にある。顧客基盤、プロダクト、リソース獲得の戦略が早晩具体化しよう。株式市場での評価は急騰の後一服しているが、人材も集まっており、成長基盤は強い。企業価値の一層の向上が見込めるので、引き続き注目したい。

目 次
1.特色 New-ITトランスフォーメーションからパブリテックへ展開
2.強み トラストバンクを軸にパブリテックが急拡大
3.中期経営計画 コロナショックへ即応し、DXで日本のリーダーを目指す
4.当面の業績 急成長を持続しよう
5.企業評価 次のM&Aに注目

チェンジ <3962>
企業レーティング
株価
(2021年4月6日)
3625円
時価総額 2631億円
(72.591百万株)
PBR 19.6倍
ROE 30.6%
PER 69.3倍
配当利回り 0.0%
総資産 26119百万円
純資産 12417百万円
自己資本比率 47.5%
BPS 185.0円
(百万円、円)
決算期 売上収益 営業利益 税前利益 当期利益 EPS 配当
2015.9 1400 134 137 82 2.0 0
2016.9 1550 186 175 118 2.7 0
2017.9 1980 331 325 229 4.5 0
2018.9 2604 513 513 343 6.5 0
2019.9 7054(5992) 1081 (1027) 959 (957) 378 (476) 6.6 (7.9) 0
2020.9 11692(10542) 3626(4203) 3632(4160) 1547(2049) 24.6(31.6) 0
2021.9(予) 16500 6000 6000 3800 52.3 0
2022.9(予) 19000 7000 7000 4500 62.0 0

(2020.12ベース)
(注)ROE、PER、配当利回りは今期予想。2016年7月末1:300、2018年6月末1:2、2018年12月末1:2、2020年8月末1:2、2020年12月末で1:2の株式分割を実施。それ以前のEPSは修正ベース。2018.9期までは単体、2019年9月期より連結(日本基準)。2020年10月にトラストバンク100%子会社のために198.4万株の新株を発行。2021.9期からIFRS(国際会計基準)採用(カッコ内はIFRSベースの修正値)。2020年9月期以前の税前利益は日本基準の経常利益。
 
企業レーティングの定義:当該企業の、(1)経営者の経営力、(2)事業の成長力・持続力、(3)業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。

レポート全文はこちらから
http://www.belletk.com/Change202104.pdf
 
            

日本ベル投資研究所の過去レポートはこちらから

配信元: みんかぶ株式コラム

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