■事業概要
1. 事業セグメントとセグメント別概要
アルファ<3434>の事業セグメントは、自動車部品事業とセキュリティ機器事業の2つとなる。自動車部品事業では、クルマにとって必要不可欠なキーセットとドアハンドルなどの設計・開発・製造を行っており、日本・北米・アジア・欧州にセグメント分けされている。セキュリティ機器事業は、住宅用電子キーシステムを扱う住設機器部門とロッカーシステム部門の2つの製品群があり、日本と海外にセグメント分けされている。2021年3月期第3四半期累計の売上構成比は、自動車部品事業が75.7%、セキュリティ機器事業が24.3%となっており、自動車部品事業が高い比率を占めている。また、2021年3月期第3四半期累計の営業利益(調整費除く)を見ると、自動車部品事業は日本及び欧州で損失を計上しているものの、セキュリティ機器事業は日本・海外ともに利益計上していることから、収益額・収益性の両面でセキュリティ事業が貢献している。
2. 自動車部品事業
同社の自動車部品事業では、クルマにとって必要不可欠なキーセットとドアハンドルを手掛けている。2021年3月期第3四半期累計の売上高は28,325百万円であった。主要取引先は日産自動車<7201>グループ、VW(Volkswagen AG)グループ、本田技研工業<7267>グループ、いすゞ自動車<7202>グループ、Ford、三菱自動車<7211>グループ等であるが、特に日産自動車グループとの取引が多く、2020年3月期の自動車部品事業売上高のうち50.0%を占める。またASSA ABLOY ABからのカーアクセス・セキュリティ事業取得に伴いVW向けが第2位の納入先となっており、同17.8%を占める。地域別ではアジア、北米の寄与が大きい一方、日本は2021年3月期第3四半期累計売上高の17.7%を占めるにとどまることに加え、利益面では損失を計上している。
3. セキュリティ機器事業
セキュリティ機器事業のうち、住設機器部門では電気錠や宅配ボックス、産業用ロックなど、ロッカーシステム部門では各種コインロッカーを手掛けている。2021年3月期第3四半期累計の売上高は9,104百万円であった。また、2020年3月期の売上の内訳については、電気錠が戸建て用中心に50%、コインロッカーなどのロッカーシステム部門が10%、その他40%となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)
<YM>
1. 事業セグメントとセグメント別概要
アルファ<3434>の事業セグメントは、自動車部品事業とセキュリティ機器事業の2つとなる。自動車部品事業では、クルマにとって必要不可欠なキーセットとドアハンドルなどの設計・開発・製造を行っており、日本・北米・アジア・欧州にセグメント分けされている。セキュリティ機器事業は、住宅用電子キーシステムを扱う住設機器部門とロッカーシステム部門の2つの製品群があり、日本と海外にセグメント分けされている。2021年3月期第3四半期累計の売上構成比は、自動車部品事業が75.7%、セキュリティ機器事業が24.3%となっており、自動車部品事業が高い比率を占めている。また、2021年3月期第3四半期累計の営業利益(調整費除く)を見ると、自動車部品事業は日本及び欧州で損失を計上しているものの、セキュリティ機器事業は日本・海外ともに利益計上していることから、収益額・収益性の両面でセキュリティ事業が貢献している。
2. 自動車部品事業
同社の自動車部品事業では、クルマにとって必要不可欠なキーセットとドアハンドルを手掛けている。2021年3月期第3四半期累計の売上高は28,325百万円であった。主要取引先は日産自動車<7201>グループ、VW(Volkswagen AG)グループ、本田技研工業<7267>グループ、いすゞ自動車<7202>グループ、Ford
3. セキュリティ機器事業
セキュリティ機器事業のうち、住設機器部門では電気錠や宅配ボックス、産業用ロックなど、ロッカーシステム部門では各種コインロッカーを手掛けている。2021年3月期第3四半期累計の売上高は9,104百万円であった。また、2020年3月期の売上の内訳については、電気錠が戸建て用中心に50%、コインロッカーなどのロッカーシステム部門が10%、その他40%となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)
<YM>
関連銘柄
関連銘柄の最新ニュース
-
今日 18:19
-
今日 13:00
-
今日 12:30
-
今日 12:21
-
今日 12:17
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 22:12
-
今日 22:00
-
今日 21:59
-
今日 21:30
みんかぶおすすめ
\ 投資・お金について学ぶ入門サイト /