決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … 大有機、平和堂、霞ヶ関Ｃ (4月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月1日から2日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　大有機 <4187>
　21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の連結経常利益は前年同期比39.4％増の16.7億円に拡大し、12-5月期(上期)計画の24.8億円に対する進捗率は67.4％に達し、5年平均の47.7％も上回った。

★No.2　平和堂 <8276>
　21年2月期の連結経常利益は前の期比32.3％増の150億円に拡大し、22年2月期も前期比17.6％増の177億円に伸びを見込み、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　エクスＭ <4394>
　21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比46.9％増の4700万円に拡大し、12-5月期(上期)計画の5600万円に対する進捗率は83.9％に達し、3年平均の54.0％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4187> 大有機 　　　　東１ 　 +17.97 　　4/ 2　　　1Q　　　 39.45
<8276> 平和堂 　　　　東１ 　 +10.43 　　4/ 2　本決算　　　 17.58
<4394> エクスＭ 　　　東Ｍ　　 +3.60 　　4/ 2　　　1Q　　　 46.88
<3498> 霞ヶ関Ｃ 　　　東Ｍ　　 +3.20 　　4/ 2　　上期　　　　赤転
<6492> 岡野バ 　　　　東２　　 +1.89 　　4/ 2　　　1Q　　　　赤縮

<1376> カネコ種 　　　東１　　 +1.14 　　4/ 2　　　3Q　　　 19.25
<2753> あみやき 　　　東１　　 +1.06 　　4/ 2　本決算　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース