三菱UFJが3日続落、米長期金利急低下を受け目先利益確定の動き強まる
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>は3日続落。ここ連日下げがきつくなっている。これまで景気回復期待を背景に日米ともに長期金利上昇への思惑が高まり、銀行セクターにはポジティブ材料となっていたが、足もとはその反動が出ている。欧州で新型コロナウイルス感染者数が再び増勢基調にあり、世界経済の先行きに対する楽観ムードが修正されている。これを背景に前日の米10年債利回りは終値ベースで1.625%まで急低下しており、米金融株の下落につながった。東京市場でも、三菱UFJなどメガバンクは金利上昇期待や3月期末を目前にした配当権利取りの動きなどが株価を押し上げてきたが、前日から利益確定を急ぐ動きに変わっている。
出所:MINKABU PRESS
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