レノバ、イーレックスなど新エネ関連買われる、「脱炭素」に再びテーマ物色の動き◇
レノバ<9519.T>、エフオン<9514.T>、イーレックス<9517.T>など新エネルギー関連株が総じて買いを集める展開となっている。世界的に脱炭素社会に向けた取り組みが進むなか、1月に発足したバイデン米政権もカーボンフリーに積極的な姿勢を打ち出しており、日本でもこの動きに後れをとらないように政府の打ち出す政策にもスピードが求められる状況にある。既に2050年に温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする計画を掲げているが、更に期間設定を短くした2030年までの削減目標を新たに策定する方針にあることが伝えられている。6月には脱炭素が主要議題となるG7サミットが計画されており、それをメルクマールとした迅速な対応が求められる。具体的な目標値設定に向け月内にも有識者会議を立ち上げることも報じられており、太陽光発電などをはじめ再生可能エネルギー分野周辺でビジネスを展開する銘柄群にマーケットの注目が集まりやすくなっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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