銚子丸、今期経常を2.2倍上方修正、未定だった配当は2期ぶり6円で復配

　銚子丸 <3075> [ＪＱ] が3月15日大引け後(15:30)に決算を発表。21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比33.3％増の6億7700万円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の3億2900万円→7億0900万円(前期は1億3900万円)に2.2倍上方修正し、増益率が2.4倍→5.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の経常損益も従来予想の5600万円の赤字→3億2400万円の黒字(前年同期は1億4800万円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当を6円実施し、2期ぶりに復配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の経常利益は前年同期比32.1％増の2億9200万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.2％→6.1％に改善した。

株探ニュース