NY株式市場(12日)コロナ対策法案成立で好材料出尽くしか−来週のFOMCに関心集中へ
12日のニューヨーク株式市場でダウ平均は上昇一服となって取引が始まりそうだ。
11日にバイデン大統領が署名したことで1.9兆ドルのコロナ対策法案が成立したことから好材料が出尽くしたほか、日本時間夕方には、米国10年債利回りが一時1.6%台乗せとなる場面があったことから、長期金利の上昇懸念が再び台頭している。金利動向に敏感なハイテク株中心に戻り一服となりそうだ。
週末要因に加えて来週に控えたFOMCを見極めたいとの姿勢から、積極的な買いは見送られよう。
ただ、ニューヨーク株式市場は、コロナ対策法案が成立したことからアメリカ経済の回復期待が根強い相場環境が継続してダウ平均は深押しを回避出来そう。
バイデン米大統領は11日に新型コロナウイルスを巡る国民向けのテレビ演説で、7月4日の独立記念日までに生活の正常化に道筋を付ける考えを示したも投資家心理を下支えしそうな1日となる。
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