以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2021年2月9日15時に執筆
バイデン大統領が就任初日にパリ協定復帰の署名をした事で、世界は大きく温室効果ガス削減へ向けて舵を切りました。米中対立が懸念されていますが、両者とも温室効果ガスの削減へ向けて目指す方向性については一致していますな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
世界各国で石油に代わる新たなエネルギーの在り方が模索されております。菅総理も2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする方針を掲げており、脱石油へ向けて世界中がシフトしている事は間違いないですな。
ただ、経済的に成熟している先進国の枠組みだけで地球全体の温室効果ガスをコントロールする事は困難です。途上国の経済発展を支援しながら環境保全も両立させる為に、トランプ前大統領が支援を中断した「緑の気候基金」への資金支援をバイデン大統領は再開させるなど、途上国とも足並みを揃えた経済発展を推進させると思われます。
日本の環境省でも再生エネルギーで全電力をまかなうデータセンターを普及させる方針で、温室効果ガスを出さないデータセンターの新設を21年度から支援するとの事です。環境に配慮して経済発展できるのかが、これからの時代の考え方になるでしょう。
例えばカーボンリサイクルというCO2(二酸化炭素)を資源として活用する革新的な試みに挑戦している企業には、投資家としてはやはり注目です。人口が多く国土が狭い日本では、発電割合の多くが化石燃料を使った火力発電に依存しています。もし火力発電で排出されるCO2を有効活用できれば2050年までの目標に近づけるかもしれません。
CO2をリサイクルすると言われても何だかピンと来ませんが、CO2をプラスチック製品等の化学品やコンクリート製品、さらに再び燃料としてもリサイクルできるよう研究が進められています。微生物を使ったバイオ燃料など日本ならではのリサイクル技術で世界に胸を張れるような環境先進国になってほしいものです。今回は次世代エネルギーに関わるそんな銘柄をピックアップして参ります。
まずバイオ燃料と言われると思い浮かぶのがユーグレナ<2931>かもしれません。昨年12月15日に投資ファンドと組んで青汁で有名なキューサイを買収したとの発表が話題となりました。今年1月18日にはユーグレナのバイオディーゼル燃料がJR四国バスで使用開始したとの発表もあり、CO2で培養できるミドリムシの活用が期待されております。
また、CO2を炭素資源としてポリカーボネートやポリウレタンの原料となる「ジエチルカーボネート」を合成する触媒技術を開発した東ソー<4042>や、2020年末に設立された「カーボンリサイクルファンド」に参加している東京産業<8070>もカーボンリサイクル関連として監視中です。
昨今、プラント企業ではアンモニアや水素の研究を進めていますが、岐阜大学と共同研究で澤藤電機<6901>と木村化工機<6378>がアンモニア水から燃料電池の発電をする技術もカーボンリサイクルでの新しいエネルギーの生成法となっていくかもしれません。排水や排ガスをエネルギーにしてしまうなど夢のような話ですねえ。
最後に次世代エネルギーとして、東洋エンジニアリング<6330>が手掛けるジメチルエーテル(DME)もクリーン燃料として投資妙味があるかチェックしておきたいところです。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2021年2月9日15時に執筆
バイデン大統領が就任初日にパリ協定復帰の署名をした事で、世界は大きく温室効果ガス削減へ向けて舵を切りました。米中対立が懸念されていますが、両者とも温室効果ガスの削減へ向けて目指す方向性については一致していますな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
世界各国で石油に代わる新たなエネルギーの在り方が模索されております。菅総理も2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする方針を掲げており、脱石油へ向けて世界中がシフトしている事は間違いないですな。
ただ、経済的に成熟している先進国の枠組みだけで地球全体の温室効果ガスをコントロールする事は困難です。途上国の経済発展を支援しながら環境保全も両立させる為に、トランプ前大統領が支援を中断した「緑の気候基金」への資金支援をバイデン大統領は再開させるなど、途上国とも足並みを揃えた経済発展を推進させると思われます。
日本の環境省でも再生エネルギーで全電力をまかなうデータセンターを普及させる方針で、温室効果ガスを出さないデータセンターの新設を21年度から支援するとの事です。環境に配慮して経済発展できるのかが、これからの時代の考え方になるでしょう。
例えばカーボンリサイクルというCO2(二酸化炭素)を資源として活用する革新的な試みに挑戦している企業には、投資家としてはやはり注目です。人口が多く国土が狭い日本では、発電割合の多くが化石燃料を使った火力発電に依存しています。もし火力発電で排出されるCO2を有効活用できれば2050年までの目標に近づけるかもしれません。
CO2をリサイクルすると言われても何だかピンと来ませんが、CO2をプラスチック製品等の化学品やコンクリート製品、さらに再び燃料としてもリサイクルできるよう研究が進められています。微生物を使ったバイオ燃料など日本ならではのリサイクル技術で世界に胸を張れるような環境先進国になってほしいものです。今回は次世代エネルギーに関わるそんな銘柄をピックアップして参ります。
まずバイオ燃料と言われると思い浮かぶのがユーグレナ<2931>かもしれません。昨年12月15日に投資ファンドと組んで青汁で有名なキューサイを買収したとの発表が話題となりました。今年1月18日にはユーグレナのバイオディーゼル燃料がJR四国バスで使用開始したとの発表もあり、CO2で培養できるミドリムシの活用が期待されております。
また、CO2を炭素資源としてポリカーボネートやポリウレタンの原料となる「ジエチルカーボネート」を合成する触媒技術を開発した東ソー<4042>や、2020年末に設立された「カーボンリサイクルファンド」に参加している東京産業<8070>もカーボンリサイクル関連として監視中です。
昨今、プラント企業ではアンモニアや水素の研究を進めていますが、岐阜大学と共同研究で澤藤電機<6901>と木村化工機<6378>がアンモニア水から燃料電池の発電をする技術もカーボンリサイクルでの新しいエネルギーの生成法となっていくかもしれません。排水や排ガスをエネルギーにしてしまうなど夢のような話ですねえ。
最後に次世代エネルギーとして、東洋エンジニアリング<6330>が手掛けるジメチルエーテル(DME)もクリーン燃料として投資妙味があるかチェックしておきたいところです。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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