一蔵、今期最終を赤字拡大に下方修正、配当も7円減額

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最新投稿日時:2021/02/10 15:00 - 「一蔵、今期最終を赤字拡大に下方修正、配当も7円減額」(株探)

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一蔵、今期最終を赤字拡大に下方修正、配当も7円減額

配信元:株探
投稿:2021/02/10 15:00
 一蔵 <6186> が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は20.9億円の赤字(前年同期は4.5億円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の8.1億円の赤字→23.1億円の赤字(前期は1.1億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を39.1%毀損する規模となった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の8.8億円の黒字→6.1億円の赤字(前年同期は0.4億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の14円→7円(前期は14円)に大幅減額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は4億円の赤字(前年同期は3.7億円の黒字)に転落したが、売上営業利益率は前年同期の11.1%→12.0%に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2020年5月の緊急事態宣言解除後、和装事業におきましては、新型コロナウイルス感染予防対策を実施しての店舗運営や催事開催等により受注も回復し、7月以降、前年同月を上回る受注傾向にありました。しかしながら、新型コロナウイルス第3波の影響により、12月以降、自治体成人式の中止や延期が発表され、また、2021年1月7日付で首都圏1都3県に緊急事態宣言が発出されたことから、振袖のレンタル契約のキャンセルが約237百万円発生いたしました。ウエディング事業におきましては、団結・結束を意味する「ユニティ」をキーワードに心が通い合う少人数の結婚式として、30名様までの新ウエディングプラン「ユニティウエディング」をスタートさせ、お客様獲得に努めてまいりましたが、新型コロナウイルス第3波の影響を受け、結婚式の中止や延期が発生しております。以上のことから、売上高、営業利、経常利益の通期連結業績予想数値を上記のとおり修正いたしました。 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上記要因に加え、当第3四半期連結会計期間において減損損失を344百万円計上したこと、繰延税金資産を取崩し、法人税等調整額を701百万円計上したこと等により、通期連結業績予想数値を上記のとおり修正いたしました。
配信元: 株探

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