中国工は反発、第３四半期は営業損益が黒字に転換

　中国工業<5974.T>は３日ぶり反発。午後１時３０分ごろに発表した第３四半期累計（２０年４～１２月）連結決算が、売上高９４億９９００万円（前年同期比０．１％減）、営業利益７２００万円（前年同期１１００万円の赤字）、最終利益１億２００万円（同３６００万円の赤字）となり、営業利益が黒字転換したことが好感されている。

　新型コロナウイルス感染症の影響などから貨物取扱量が減少した運送事業が落ち込み、売上高は減収となったが、固定費削減に努めたことが奏功し営業黒字を確保した。なお、２１年３月期通期業績予想は、売上高１３０億円（前期比０．１％増）、営業利益１億円（同２．４倍）、最終利益１億４０００万円（同５３．８％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS