電響社、今期経常を42％上方修正

　電響社 <8144> [東証２] が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の19.9億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の12億円→17億円(前期は7.5億円)に41.7％上方修正し、増益率が59.2％増→2.3倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.7億円→8.7億円(前年同期は5.7億円)に2.4倍増額し、一転して52.4％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比56.3％増の11.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.5％→5.4％に改善した。

株探ニュース