ユーシン精機、今期経常を34％上方修正、配当も3円増額

　ユーシン精機 <6482> が2月3日後場(13:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比0.6％減の15.6億円となった。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の16.1億円→21.5億円(前期は22億円)に33.5％上方修正し、減益率が27.0％減→2.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.1億円→12.5億円(前年同期は10.3億円)に76.1％増額し、一転して21.0％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の11円→14円(前期は18円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比65.1％増の6.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.8％→13.9％に急改善した。

株探ニュース