日清紡ホールディングス <3105> が1月28日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年12月期の連結経常損益を従来予想の30億円の赤字→34億円の黒字(前の期は117億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の62.8億円の赤字→1.1億円の黒字(前年同期は79.8億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2020年12月期第4四半期連結会計期間の世界的な自動車生産台数の回復等により、ブレーキ事業や精密機器事業の売上は増加しましたが、無線・通信事業、マイクロデバイス事業および繊維事業の売上が減少した結果、当社グループの売上高は前回予想を下回る見込みです。 営業利益、経常利益は、全社的な原価改善活動や経費削減活動の進展に加え、ブレーキ事業や精密機器事業の売上増加等により前回予想を上回る見込みとなりました。 また、親会社株主に帰属する当期純利益は、減損損失の増加があったものの、経常利益の増加に加え投資有価証券売却益の増加等により前回予想を上回る見込みです。2.個別決算における特別利益及び特別損失の計上について 当社は、連結子会社であるTMD社に対してグループローンによる資金の貸付を行い、この資金によりTMD社は借入金を全額返済いたしました。なお、当該借入金は当社が債務保証を行っていたものです。 これにより、当社は関係会社債務保証損失引当金戻入額12,977百万円を特別利益として計上する見込みです。また、当社はTMD社への貸付金に対し財政状態を踏まえ関係会社貸倒引当金繰入額18,114百万円を特別損失として計上する見込みです。 なお、上記の関係会社債務保証損失引当金戻入額及び関係会社貸倒引当金繰入額は、連結決算において消去されるため、連結業績に与える影響はありません。(注)この資料に記載されている業績予想数値につきましては、本資料の発表日現在で得られた入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいたものであり、実際の業績はさまざまな要因の変動により予想数値と異なる可能性があります。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の62.8億円の赤字→1.1億円の黒字(前年同期は79.8億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。
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会社側からの【修正の理由】
2020年12月期第4四半期連結会計期間の世界的な自動車生産台数の回復等により、ブレーキ事業や精密機器事業の売上は増加しましたが、無線・通信事業、マイクロデバイス事業および繊維事業の売上が減少した結果、当社グループの売上高は前回予想を下回る見込みです。 営業利益、経常利益は、全社的な原価改善活動や経費削減活動の進展に加え、ブレーキ事業や精密機器事業の売上増加等により前回予想を上回る見込みとなりました。 また、親会社株主に帰属する当期純利益は、減損損失の増加があったものの、経常利益の増加に加え投資有価証券売却益の増加等により前回予想を上回る見込みです。2.個別決算における特別利益及び特別損失の計上について 当社は、連結子会社であるTMD社に対してグループローンによる資金の貸付を行い、この資金によりTMD社は借入金を全額返済いたしました。なお、当該借入金は当社が債務保証を行っていたものです。 これにより、当社は関係会社債務保証損失引当金戻入額12,977百万円を特別利益として計上する見込みです。また、当社はTMD社への貸付金に対し財政状態を踏まえ関係会社貸倒引当金繰入額18,114百万円を特別損失として計上する見込みです。 なお、上記の関係会社債務保証損失引当金戻入額及び関係会社貸倒引当金繰入額は、連結決算において消去されるため、連結業績に与える影響はありません。(注)この資料に記載されている業績予想数値につきましては、本資料の発表日現在で得られた入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいたものであり、実際の業績はさまざまな要因の変動により予想数値と異なる可能性があります。
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