「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川敦弥、証券コード:6187)のグループ会社である株式会社LITALICOメディア&ソリューションズが運営する「LITALICO発達ナビ」は、通信販売会社の株式会社フェリシモ(本社:兵庫県神戸市 代表取締役社長:矢崎和彦、証券コード:3396)と共同で、発達障害のある子どもとその家族のお悩みを解決する商品を企画開発しました。
2020年12月に先行発売した商品に加え、「タスクチェッカー」「メッシュ財布」「お道具箱」の3商品の販売が、2021年1月26日よりフェリシモのウェブサイトにて開始しましたのでお知らせします。
商品販売サイト: https://www.felissimo.co.jp/ccp/wk81529/?xid=p_urx_kr_litalico
本商品は、LITALICO発達ナビに寄せられていた発達障害のある子どもを持つ保護者からのたくさんの声からお悩みを分析し、フェリシモのCCP(チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト)プランナーが企画を考案しました。その後もLITALICO発達ナビユーザーにアンケート調査やオンライン座談会、サンプルモニターへの参加など、協力をいただきながら試作を重ね、障害のある子どもの保護者のリアルな声を活かした「本当に欲しい商品」が完成しました。障害のある子どもやそのご家族の困りごとに目を向けることで、年齢や障害の有無に関わらず、誰もが便利で使いやすいアイテムとなっています。
■ コラボ商品の開発背景
フェリシモでは全国の福祉事業所と障害のある人たちの個性と能力を活かすものづくりを行う「CCP(チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト)」にて、お出かけの困りごとを解消する生活応援グッズを販売しています。LITALICO発達ナビでは、ユーザーの悩みやリアルな声を直接フェリシモに届けて、商品企画に反映してもらうことで、発達障害のある子どもとそのご家族のニーズに合った商品が完成しました。
■ コラボ商品の概要
【アイテム1】タスクチェッカー
「これからやること」と「やったこと」がわからなくなってしまう、途中で別の作業に移った瞬間、何をしていたかわからなくなった、など日常生活でのタスク管理が難しいといったお悩みを持つ方も多いようです。アンケートでは、子どもはもちろん「大人も子どもも使いたい」という要望が分かりました。これらの声に応えたのが「タスクチェッカー」です。
持ち物やいつものルーティンをリスト化して、「やるべきこと」と「やったこと」をスイッチのように切り替えてチェック。「できた?」の持ち手を引っ張ると、完了の合図のスマイルマークがにっこり。タスクをわかりやすく見える化することで、次の行動を明確にします。
段取りよく準備することが苦手な方、忘れ物やなくしものが多い方にも便利に使っていただけます。家事のルーティン整理、仕事のタスク管理、出発前の忘れ物チェックリスト、飲み忘れてはいけないお薬の管理など、自分仕様で活用できます。さらにペットのごはんや、おやつ、お散歩のチェックリストにしておくと、家族みんなで共有しやすくなります。
商品特徴
・1枚に最大7つのタスクを書き込める
・穴にひもを通して、ドアノブや壁など定位置に掛けられる
・紙素材で薄くて軽いから何枚でも気軽に持ち運べる
・使用例が書き込まれた付属シールが付いているから、届いてすぐに使える
・5枚セットでのお届けだから、家や仕事場などいろいろな場所で使える
【価格】月1セット ¥1,300(+10% ¥1,428)
→うち12円は「CCPチャレンジド応援基金」として運用(基金部分は非課税)
【アイテム2】メッシュ財布
出したいお金が見つけられずお会計が苦手、お会計の時に焦ってしまってなかなか取り出せない、といったお悩みが聞かれました。とくに、視覚優位と呼ばれる傾向のある方は、お札や硬貨が隠れて見えないと、お勘定を正確に出せず大きなお金を出すため、たくさんのお釣りでお財布がいっぱいになってしまうという悪循環があるようです。また、硬貨がいくらなのかを瞬時に判断するのが苦手な方もいらっしゃいました。アンケートでは、「カードポケットを見やすくしたい」という意見が多く集まりました。
「メッシュ財布」は、小銭入れが2色に分かれていることでお金をマイルールで管理でき、マグネットやブックタイプの仕様にすることで不器用さがある方にも使いやすく。やさしい仕様だけれど見た目は大人っぽいエナメル風素材で、みんなのお買い物を楽しく応援してくれるお財布に仕上がりました。
商品特徴
・透けるメッシュ素材でどこに何が入っているかがわかりやすい
・小銭入れもお札ポケットも2室に仕分けて収納できるので見やすい
・小銭入れがマグネットボタン式で、がばっと開いてコインをつかみやすい
・カード入れもお札入れもめくって使うブックタイプなので不器用さんも安心
・もしもの時に対応できるオリジナルのお助けカード付き
【価格】1個 ¥3,900(+10% ¥4,289)
→うち10円は「CCPチャレンジド応援基金」として運用(基金部分は非課税)
【アイテム3】お道具箱
文房具が見つからなくて勉強や作業がなかなか始められない、ものをどこに片付けたのかわからなくなってしまう、といったお悩みが多く聞かれました。そこで、可動仕切りやアイコンカードでじぶん専用にカスタマイズしてひと目でわかりやすく整とんできるお道具箱をつくり、「これひとつあれば作業が始められる」状態になれることを目指しました。アンケートでは、「可動仕切りで定位置を決められるボックスタイプ」と「カレンダーのように立てられるファイルタイプ」という意見が多く、置きやすくて中身が見やすいタイプが求められていることがわかりました。
「お道具箱」は、カラーは〈ターコイズ〉〈ネイビー〉〈オーカー〉の3種類。必要なものをまとめて収納できて、まるごと持ち運びできるお道具箱です。仕切りで見やすく整理できて、ひと目で入れるものの定位置がわかるように貼れるアイコンシートも付いているから、出し入れもらくにできます。ふたは一体型になっていて、中にはA4ファイルを挟めるゴム付きです。開けると立てたまま固定できるので場所を取らず、ふたの紛失も防げます。
お薬や手芸、メイク道具の収納にもおすすめです。組み立て式のお道具箱ですが、自分で組み立てるのが苦手な方のために、福祉事業所の方たちによって組み立て済みのバージョンも販売しています。
商品特徴
・スライドトレーだから下段も見やすく出し入れがスムーズにできる
・アイコンシートで定位置を決めて整とんできる
・ふたは一体型なので開けると立てたまま固定できる
【価格】月1個 ¥2,200(+10% ¥2,419)
→うち10円は「CCPチャレンジド応援基金」として運用(基金部分は非課税)
【CCP(チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト)について】
株式会社フェリシモの「CCP[チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト]」は、2003年からチャレンジドの方たちが持つスペシャルでピュアな能力や個性を、大切な贈り物のようにシェアして、ほかにない商品の数々を生み出してきたプロジェクトです。福祉作業所、クリエイターやメーカー、NPO、プランナーといった、たくさんの人が関わるものづくりを通して、手に取る人をしあわせにし、誰もがボーダーなくつながる未来をつくる! そんな活動をこれからも続けていきます。
【CCPチャレンジド応援基金について】
株式会社フェリシモが行っているチャレンジド(障がいのある人たちのポジティブな呼称)の個性や特性を生かした商品を販売し、販売価格の一部を基金としてNPOに寄付することで、チャレンジドのスキルアップや地域での理解を深める活動を支援するための基金です。
【LITALICOメディア&ソリューションズについて】
LITALICOメディア&ソリューションズは、障害のある当事者の方やご家族、福祉施設従事者・事業所へ向けたインターネットメディアサービス事業を手掛けています。現在は、発達が気になる子どもを育てる保護者が必要な情報をみんなで共有する発達障害ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」、働くことに障害のある方の就職を支援するポータルサイト「LITALICO仕事ナビ」、障害福祉分野で働く人の転職サービス「LITALICOキャリア」の3つのメディアサービスを運営している他、福祉施設や一般企業を対象にした経営支援等のソリューションサービスを提供しています。こうしたインターネットプラットフォームを軸にした事業展開によって障害福祉業界全体の質の向上、および「障害のない社会」の実現を目指しています。
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