NYコラム(25日)主力ハイテク株は業績期待から上昇基調を強めるか⁈−シカゴ連銀指数は市場予想を上回る
25日のニューヨーク株式市場でダウ平均は上値の重い取引スタートとなりそうだ。
変異種のコロナ感染者数が増加してきた英国中心にヨーロッパ株式市場は感染拡大への警戒感を背景にリスクオフムードが広がってことから、ダウ平均の寄り付きは積極的な買いが見送られやすい相場環境となりそうだ。日本時間夕方に発表されたドイツIfo景況感指数が去年6月以来の低水準まで落ち込んだことも欧州株の重しとなっており、ダウ平均は買い手控えムードが強まりそうだ。
ただ、本格化している主力企業の決算発表では、今週にアップルやマイクロソフト、フェイスブックなどの決算発表が相次ぐことから、主力ハイテク株は業績期待が根強い相場環境が続きそうなほか、マクロ経済指標では、取引開始前に発表された12月シカゴ連銀全米活動指数が0.52と市場予想(0.10)と共に上方修正された11月実績(0.31)を上回ったことから、ダウ平均を売り込む動きは限定的となろう。
25日のニューヨーク株式市場は、欧州株安で冴えないバリュー株より、ハイテク企業への業績期待が繋がっているグロース株に物色の矛先が向かいそうな1日となる。
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